ケンマパイル

ケンマⅢ工法

ケンマⅢ工法は、鋼管に2枚の半円状の翼を取りつけ、
回転貫入装置を備えたくい打ち機によって鋼管を回転させて地盤中に貫入し、
これをくいとして利用する工法である。
くい先端部の加工は、指定製造会社で適正な品質管理下で製造され、
品質の高いくい材の供給が可能となっている。
明確な打ち止め管理のもと地盤の支持力の確保を実現している。
本工法は、中~小規模建築物基礎を対象とした
鋼管ぐい工法の開発を目的としたものであり、
1つのくい径に対して、複数の翼部径を用意することで、
設計荷重に応じた選択肢の広いくい設計を可能にしている。
さらに、くい先端部をピース化することで、材料コストの低減を図っている。
ケンマⅢ工法は、ケンマⅡ工法、ケンマ工法で培った技術・実績をもとに、
より一層の貫入性を重視し補助掘削刃の取付け及び
明確な打ち止め管理及び業界最大引抜力(κ=76,77)の追加を行って、
新工法としたものである。

認定書 指定書 建築技術性能証明書
砂質・礫質地盤 粘土質地盤 砂質・礫質地盤 粘土質地盤 砂質・礫質地盤
粘土質地盤
 

ケンマⅢ工法の最大の特長

  1. ケンマパイル(独自半開端構造)が補助掘削刃を追加した先端形状にすることで、より一層の中間層や硬質地盤への貫入性重視した杭となりました。
  2. 業界最大引抜力、砂質地盤κ76、粘土質地盤κ77を取得し、数字が示すように最も地震に強く、最も抜けない杭となりました。
  3. 別添に軸部径ごとの標準回転トルク値を採用する事により、明確で分かりやすい打ち止め管理方法となりました。
  4. 補助掘削刃:125㎜×50㎜でナシでも可能です。
  5. 管理トルク値:(試験ぐいの打ち止め時の回転トルク+標準回転トルク値)÷2に全て統一(101.6~406.4)
  6. 引抜き方向:先端支持力係数 κ=76(砂質地盤)、κ=77(粘土質地盤)
  7. 引抜き方向:最小くい長 3.5mと5Dwのうちいずれか大きい方とする

補助掘削刃の翼部への取付け個数は1個(片側1個)~4個(片側2個ずつ)とし、個数は地盤状況やくい径、翼部径により決定する。取付け位置は、翼部外端から20mm、鋼管から20mm以上離れた位置とし、片側に2 個取付けるときはその間隔を50mm以上とする。なお、補助掘削刃は翼部に接する部分はすべてすみ肉溶接とし、工場または現場にて行う。

上記7点の特徴を生かしケンマⅢ工法を広めていきたいと思います。
認定取得者として並々ならぬ心構えで臨みます。

ケンマ工法詳細データ

杭の仕様
» 基礎ぐいの種類 » 基礎ぐいの構造方法
» 先端ピース » 基礎ぐいの形状・寸法
» 掘削刃の寸法 » フーチングの仕様
» 杭材の腐食について » 先端組み立て写真
   
基本設計
» 地盤から決まる許容鉛直支持力の算出式
» 認定寸法及びN値の適用範囲
» 地盤から決まる杭の長期許容支持力 Ra(KN)
» 材料から決まる許容鉛直支持力の算出式
» 材料から決まる長期鉛直許容支持力と短期ねじり強さ
   
引抜き力
» 引抜き方向の地盤の許容支持力(tRa)
» ケンマパイル(引抜き方向)寸法及びNtの適用範囲
» 地盤から決まる引抜き方向の短期許容支持力 tRa
   
工法の概要
» 施工方法 » 施工における確認事項
   
使用機械
» くい打ち機の緒元(Nissha くい打機の例) » くい打ち機(施工機械)の例
» くい打ち機(施工機械)の離隔寸法  
   
設計検討
» 設計計算のフローチャート » 計算依頼書記入例
» 支持力計算書例  


 
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